園 長 室






なんのために幼稚園をしているのですか?
人間として本当の生き方を伝えたいからです。
“本当の生き方”とはなんですか?
「当り前のことが当り前にできること」と捉えています。


“当たり前のこと”とは 具体的にどんなことですか?
我々が考える“当たり前のこと”は、次に挙げる3つです。
@自分の思いを口に出して言える。相手の話を聞ける。

A「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える。

B基本的生活習慣をしっかり身につける。



上記3つについて、
もう少し詳しく述べさせていただきます。
@自分の思いを口に出して言える。相手の話を聞ける。
今、世の中には自分の思いを話せない人がいっぱいです。
家族・仲間が話し合える、言い合える環境・関係こそが大切です。
疑問に思うこと事を勝手に解釈しないで相手に問い、納得し、共感し合い、感動を伝え合うことで、
相手の思いや言っている意味が理解でき、より深くコミュニケーションがとれます。
また当然、自分の思いを話せれば心がスッキリしている(心が真っ白の状態)ので、
自然に相手の話も聞くという姿勢が身についてきます。
この「聞く」がしっかり身につくと反射的に話すことができます。
A「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える。
口で言うのは簡単なはずなのに、これを口に出すというのはとても勇気がいることです。
大人でもなかなか容易ではないものです。 素直に口に出すには、謙虚でなければできません。
謙虚な心を幼児期にしっかり身につけると、感謝の気持ちを忘れない、おかげさまの日々を送ることが自然に身についていきます。
B基本的生活習慣をしっかり身につける
"挨拶" "「ハイ」という返事が出来る" "靴を揃える等、身の回りの整理整頓"は、
この幼児期にしっかりと身につけなくてはいけません。
「おはようございます」「さようなら」「おやすみなさい」「行ってきます」「只今帰りました」
朝起きて夜眠るまで、一生使い続ける当り前の挨拶です。
また、「はい」という返事は、きちんと理解した上でする習慣がとても大切です。
この当たり前の挨拶・返事こそが、他人とコミュニケーションを育む第一歩なのです。
すべて「当り前のことだ」と言ってしまえば、当り前のことです。
しかし、この“当たり前のこと”が素直に身につくのが幼児期なのです。
幼児期とは、どのような時期なのでしょうか?
人間の一生を木に例えるならば、
幼児期は“根っこ”の部分に値します。
子どもたちがこれから長い人生を歩んでいく中で、
本当に生きていくための“根っこ”=原点が、
今のこの幼児期なのです。
“根っこ”が太く張らないと、大木には育ちません。
どんな大風雨にあっても、
力強く生きる力を育む時期なのです。
私たちは、“根っこ”が深くて強い子どもを育てていきたいと思っています。
新田塚幼稚園の“原点”はなんですか?
人生の原点となる幼児期に関わらせていただいている、
私たちの責任は重大です。
「自分の子どもだと思って関わらせていただく」
これが、私たちの原点です。
どのような幼稚園を目指していますか?
ご家族の皆さまと共に、子どもを通して
「共に学び 共に育ちあう」
喜びいっぱいの“家族園”でありたいと思います。
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